「かんたん帳簿」は民商会員の自主記帳と経営力アップに役立てるために雪谷民商が開発した本格的な会計ソフトです。簿記の知識が多少ありパソコンの基本操作ができれば充分に使いこなせます。
「パソコンを教えてほしい」という婦人部員のつぶやきと、民商の自主記帳運動が結びついてできました。 「かんたん帳簿」は民商会員専用ソフトです。会員には無料で配布し、全国の民商会員に使われ、大変喜ばれています。 このホームページでは「かんたん帳簿」を大まかに説明しています。ご利用になりたい方は、雪谷民商または地元の民主商工会にお問い合わせください。 |
かんたん帳簿のメニュー画面 |
一、「かんたん帳簿」の構成「かんたん帳簿」はプログラムと帳簿ファイルで構成されています。二、初めて使うとき「かんたん帳簿」を初めて使うとき、最初の操作は帳簿ファイルを作り、必要な勘定科目を修正、追加し、前期繰越金を設定することです。三、仕訳の入力仕訳入力画面には次の操作ボタンや領域があります。1.入力年月のリストボックス 2.入力済み10仕訳表示欄 3.仕訳表示欄スクロールバー 4.仕訳入力欄 5.伝票種類のオプションボタン 6.勘定科目の種類選択オプションボタンと科目リストボックス 7.科目の名前変更、追加、削除ボタン 8.摘要1、摘要2、内容のリストボックスと登録、削除ボタン 9.消費税課税、非課税オプションボタン 勘定科目の種類選択オプションボタンは次の5つあります。◎資産勘定 現金、預金、売掛金、棚卸資産、車両などの資産科目◎負債勘定 買掛金、借入金、預り金などの負債科目 ◎純 資 産 資本金(個人は元入金)、前期繰越利益などの純資産科目 ◎収益勘定 売上、受取利息、雑収入などの収益科目。 ◎販管費他 仕入、給料、消耗品などの費用科目 ◎製造原価 建設業や製造業などの製造原価科目 |
かんたん帳簿の仕訳入力画面 |
四、「かんたん帳簿」を終る方法メニュー画面の「終ります」ボタンをクリックすると、「終わります」というメッセージがでます。OKをクリックすると、使用中の帳簿ファイルを保存し、「かんたん帳簿」を終了させ、デスクトップに戻ります。五、ファイル操作メニュー画面に次のファイル操作ボタンがあります。仕訳入力や各種設定のデータは自動的に保存されますので、ファイル保存の操作はありません。●帳簿ファイルを開く ●帳簿ファイルをメデイアに保存 ●翌年度の帳簿ファイルを作る ●新しい帳簿ファイルを作る ●前期繰越金の設定・変更 |
かんたん帳簿で作成した元帳画面 |
六、帳簿類の表示と印刷メニュー画面の「帳簿類の作成のボタン」をクリックすると、それぞれの表示画面が現れます。●元帳の表示と印刷 現金出納帳、当座預金出納帳、売上帳などの元帳を作成し、表示します。表示年月を「全ての月」に指定すると、最初の月から年度末の月まで連続表示されます。 印刷では、「表示科目を印刷する」を選択すると画面のページが印刷されます。 ●試算表の表示と印刷 指定した月の合計残高試算表を作成し、表示します。 印刷は表示月、全ての月を指定できます。普段は印刷せず、画面表示で試算表の金額を確認することが、上手な使い方です。 ●決算書の表示と印刷 貸借対照表、損益計算書、販売費及び管理費の内訳書、製造原価内訳書、株主資本変動計算書を表示、印刷します。 ●消費税計算書の作成方法 売上と仕入から本則課税と簡易課税の両方を計算し、表示します。 七、年度更新メニュー画面の「翌年度の帳簿ファイルを作る」ボタンをクリックすると、簡単に新年度の帳簿ファイルが作られます。 |
かんたん帳簿で作成した試算表 |